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[雑想]卒園式に、想う。

2013.03.09 Sat [Edit]

下の子の卒園式でした。


Cats in Tree
Cats in Tree / woofiegrrl



本日、下の娘の保育園の卒園式でした。
生後4ヶ月から、ずっとお世話になった保育園を、卒園しました。
まだ、本当に赤ん坊だったころから、娘は保育園に通いました。

離婚、その後の就職、体調を崩したり入院したりと、いろいろ会ったおよそ6年間。

今日は、そんないままでについて、つらつらと書いてみたいと思います。





離婚と、就職と。


私は、娘が四ヶ月の時、離婚しました。
直接のきっかけは相手の浮気でしょうか。それでもやり直そうという気持ちで向き合ってましたが、いろいろ有り、結局お互いに話し合って円満に離婚となりました。
その当時、私はそこまでダメージを受けていたつもりはありませんでした。
が、最近、当時からお世話になっていた保健師さんに、あの頃は逆にいつも笑顔で壊れそうだった、と、言われました。
思えば、確かに微妙に、おかしかった、というか、やはりいっぱいいっぱいだったのでしょう。
その後、なんとか就職したものの、3ヶ月たつころに体を壊し、退職、保育園も一応残れたものの、退園だろうか、という状況になったものです。

保育園の方はその後、病気の診断書が出て、無事継続出来ました。

つまり、私は、家でひとりで保育できないくらいには、療養が必要だとみなされたのです。


保育園に通う毎日


毎朝、毎夕、子どもの送り迎えが保育園にはあります。
私は、車の免許も無ければ、車もありません。
送迎は、基本、徒歩となります。

体を壊し退職したあと、歩いて保育園に行くのが難しく、お金もあまりないけれどタクシーを使わざるを得ない日もありました。
そこまでして預けるのか、と、悩んだり、落ち込んだり、必死にあがいていた日々。
それでも子どもたちは、いつもニコニコと笑顔で、特に娘は、保育園が楽しそうで、とても救われました。

お兄ちゃんは、ある一定の年齢の時、保育園に行くたびに泣きました。
そのたびに落ち込んでは、私はどうすればいいのかわからず、あとから泣いたものです。

どうすればよかったのか、は、当時私はわかりませんでした。

おそらく、素直に体をやすめ、子どもたちと向きあえばよかっただけなのに、こんなんじゃダメだと思い込んで、いっぱいいっぱいでした。

入院、そして、その間母に預けられた子供達と、会うことがでいなかった日々。
おおよそ3ヶ月でしたか、私は子どもたちと全くあえませんでした。

それを乗り越えて、私は開き直ったのです。子どもたちが笑顔でいればいいや、と。


そして、いま。


歩いて保育園に行くのがとても大変で、帰宅後すぐに寝込んでいた私ですが、6年たつ間に、朝夕の送迎はそこまで苦痛じゃなくなりました。
何年も通った道、そこに住む人達はいつも笑顔で挨拶してくださるようになりました。
子どもたちも、楽しそうに通い、娘にいたっては、休むのをこの上なく嫌がるほど、保育園が好きな娘になりました。

6年。とても長い時間です。
偶然、娘の年長クラスでの担任は、実は、娘が0歳児クラスにいた時の担任と同じ方でした。
娘は、生後4ヶ月以降の乳児期と、最年長クラスの5歳時の一年とを、同じ先生に見てもらったことになります。
これはすごいことだな、と、つくづく思うのです。

この6年。もちろん、実家の母の手助けも有りました。

けれど、子どもがこうして、元気に小学校に入学していける、いま、こうして子どもと私が笑っていられるのは、間違いなく、先生方の手助けがあったからだな、と、想うのです。
家に子どもといて、毎日を過ごしていたら、どこかでお互いに、何らかの形で限界がきていたのじゃないか、と、思います。

先生方が支えてくださった、その成長を、もしかすると私よりももっと身近に見守ってくださった、それがあるから、いま、子どもと私は、幸せな気持ちでいられるのではないか、と、そう想うのです。

今日、卒園式で、小さな頃の姿から今の姿までのスライドをみて、挨拶をする子どもを見て、そう、思ったのです。

ここまでこれたのは、先生方のおかげ、と、しみじみ想う今日このごろ。

卒園、という節目に、深く深く、先生方に感謝した私なのでした。


まあ、保育園なので、卒園とはいえ、あと3週間、お世話になるわけですが。

その3週間を、娘が目一杯楽しんでくれたらいいな、と、思いました。

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