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[思考]幸せは、手のひらサイズがちょうどいい。

2012.12.14 Fri [Edit]

ちょっと気持ちが楽になるような。


Looking Out on a Rainy Day
Looking Out on a Rainy Day / Luke Hayfield Photography


疲れたなぁ、と、ぼんやりと暇つぶしに、ネット検索なんかしてて。
ふっと、掌編が目に止まったから、まぁ、暇つぶしに読むか、なんて、記事を開いて。
ぼんやりと、さらりと読み終えて。

「ふーん、まあ、悪くなかったんじゃない?」

なんて、思いながらブラウザを閉じる。

その時、さっきまでの「疲れたなぁ」って気持ちが、少しだけ薄れているような。
ちょっとだけ、心のどこかが、楽になっているような。

そんな小説や、ブログ記事がかけたらいいな、と、そんなふうに思うのです。




たとえば、空が綺麗だとか。月が綺麗だとか。


毎日、出かけているときに、ふと何の気なしに見上げた空が、綺麗だなぁと思ったり。
夜、ふと窓の外をみたら、おつきさまが綺麗にみえて、いいなぁって感じたり。

そんな、本当に当たり前の、そこにある、ごく普通のものを、いいなと思える、そんなのがいいと、思うのです。

たとえば、通りすがりの家で、冬でも綺麗に丹精された庭をみたとき、とか。

寒い中でふっくらと膨らんだ雀の姿をみたとき、とか。

野良猫が数匹、まとまって風の当たらないところにいたりとか。

いいな、と、そんな風に感じる気持ちが、私はもっと欲しい、と、思うのです。

そして、もし、できることならば、そんな気持ちを、私の小説を読んだときに誰かに、ほんの少しでも、味わってもらえたら、と、そんなふうにも思うのです。


幸せは、手のひらサイズがちょうどいい。


自己実現、とか。セルフブランディング、とか。
すごいと思うし、また、私も、出来るならば、と、思いもします。

でも。

私は、自分の手のひらにおさまるサイズがいい、と、そう思います。

色々、望むことはあるけれど、まずは、自分のまわりから。

そう、最初は、自分の手のひらにおさまるだけのサイズが、ちょうどいい。

身の回りのこと。子供のこと。そして、すれ違う人との挨拶。

こんにちは。おはようございます。さむいですね。

ささやかにかわされる、そんな会話が、愛しいと思うのです。

まずは、手のひらサイズから。

うまくいえないけれど、そんなふうに思うのです。



通りすがりに、さらりと読める文章を


検索で、なんとなーくたどり着いて。必要な情報がなくて、ブラウザを閉じる。
けれど、もしかすると、その中のひとりくらいは、なんとなく他の記事に目を通してくださるかもしれない。

そして、もし、その記事が、掌編だったら、そして、読み終えたときに「悪くないんじゃない?」と思ってもらえたら。

それって、私にとっては、ものすごく幸せなことなんじゃないだろうか、と、夢想します。

むしろ、何も残らなくていい。猛烈に、読んだ相手に訴えかけなくてもいい。

でも、読み終わったあとに、何かこう、本人が気づかないくらいのささやかな、けれど暖かな何かが残るような。

柔らかな手触りの何かに触れたような、そんな感覚を覚えてくれたならば。

私は、私の望む文章を書き、そして、望むようにできている、のかも、しれません。

さらりと、ふわりと。ゆるりと。

頑張らなくてもいい、ゆるやかに流れる時間のような。

そんなブログ記事を書いていければいいな、と。

そんなお話を書き続けていければいいな、と。


そんな風に思うのでした。



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