[メモ]読書記録を取ると本を楽しめないという弊害
2012.12.12 Wed [Edit]
本を読むのが好きです。

Love book / l.giordani
もしかすると、この書き出しで書くのは三回目かしら? と思いながらも、敢えて確認せずに書いてみる。
本を読むのが好きです。
活字中毒です。ああ、前回は活字中毒です、で書きだしたんだったな、と、ふと思い出しつつ。
とにかく、文字を読むのが好きです。物語・ブログ、とにかく、読むのが大好きです。
歩きながら読みたいので、iPod touchを買いました。お陰で歩きながらでも布団の中でもトイレでも、読めて快適です。
そんなわたしが、ちょっと前に、まじめに読書記録をつけようと頑張ってみました。
が。
楽しめなくなってきました。
ちょっとそのへんについて、今日はつらつらーっと書いてみようと思います。
読書記録をつけよう! と思ったけれど。
こんな記事を2つほど、以前かきました。
この記事の頃から、私は、本をメモを取りながら読むようになりました。
……それまでは、純粋に文章を楽しんで流し込んでいた私が、メモを取る。
速読で、回数を読むタイプだった私ですが、メモを取りながら、読むようになったことで、色々と記録は綺麗に残り、今後の参考にはとてもなるだろうな、という記録はできてきました。
が。
ものすごーく、ストレスを感じるようになりました。
いままでは、とにかく、何も考えずにひたすらに、本を読み文字を脳に流し込んでいた私が、一つ一つ確認するように読む。
これはこれで、頭に残りとてもいいことだな、と、思ったのですが、それでも、感じてしまうストレス。
ああ、私は、頭に文字を流しこむことで、ある種の快楽を得ていたのかもしれない、と、ふと思いました。
メモを取ろう、覚えよう、という感覚で読むのではなく、ただ、そこにある文字を楽しむ。
それがなくなったからこそ、ストレスを感じたのかもしれない、と、思ったのです。
学ぶための読書と、楽しむ読書
それから、ちょっと考えました。メモを取らずに読む。これも良いだろう、と。ですが、出来ればメモを残したい、というような本も実際にあります。
どうしたらいいか。
ならば、一案として、覚えたい・学びたいと思って読む読書と楽しむ読書を、わけてしまえばいいんじゃないか、と、考えたのです。
メモを取り学びながらの読書と、ただひたすらに読みふける読書。
普通ならここで、実用書と物語を分ける、というところなのでしょうが、実用書もただ読みふけったほうが身につくことがあるため、一概にその分け方はできません。
ならばどうするか。
最初に一回、がっつり読みふける。その後、気になるところを振り返って、メモを取る。
それでいいんじゃないかな、と、自分用読書記録でもあるのだから、思ったのです。
読書の楽しみを失うのは嫌だ
人によるとは思いますし、一概にどれがいいともいえないと思います。
が、私にとっては、メモを取る読書はちょっと、苦痛のようです。
とにかく、ひたすらに活字に耽る。活字に溺れる。耽溺する。臨むのは、そんな時間であり瞬間のように思います。
知識を得るための読書でも、楽しむことは可能のはず。
なぜなら、活字は私に、心地良い幸せを与えてくれる存在だから。
メモを取るのを簡単に、とか、かなり真剣に方法を考えたり試行錯誤もしてはみたけれど。
これからは、楽しむ読書を優先して、もっと気楽にやっていきたいなぁと、そんなふうに思うのでした。
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