[メモ]私とひよ子と好きな九州銘菓と懐かしCM
2012.11.18 Sun [Edit]
でかひよ子を食べました。
母から、大きなひよ子をもらいました。
なんでも、大阪に嫁いだ妹のリクエストで送るのだそうです。なので、うちにもひとつおすそわけがきました。
「ひよ子」といえば、東京から福岡に越してきた人が銘菓としておみやげに持ってきて、複雑な顔をされたという逸話を、度々聞きます。
福岡銘菓です、と、言い張りたいところですが、福岡は飯塚発祥で、東京にも「東京ひよ子」という名前で展開しているということのようです。
閑話休題。
そんなわけで、今日はなんとなく、好きな銘菓について、書いてみようかなと思います。
大体、福岡とか九州圏内です。
好きなものや記憶にあるものを、CMがあればそれもまとめてご紹介します。
ひよ子

ご存知「ひよ子」。「ひよこ」ではなく「ひよ子」なのだそうです。
お店は「ひよ子本舗吉野堂」。飯塚発祥のお店です。
余談ですが、あとから出てくる「さかえ屋」も「千鳥屋」も飯塚にお店があったのだとか。
炭鉱街には、肉体労働ですから、甘いモノが好きでお酒が好きという人が多かったのかもしれないですね。
さて、今回食べたのは、でかひよこ。「大のひよ子」、もしくは「大ひよ子」というらしいです。母が言うには、お店で注文しないと手に入らなかったとか。前は空港の売店でみたような気がしたのですが、いまは違うのかな?
サイズはちいさな「ひよ子」5個分。黄身餡がおいしい、おまんじゅうです。
CMはいろいろバージョンがありますが、この子どもが出てくるバージョンの、最後の「ぴよぴよ」が印象的。
ぴよぴよ。おいしいお菓子です。今年12月で100周年だそうです。すごいな。
たまに無性に食べたくなるお菓子でもあります。
献上鶴の子

「石村萬盛堂」に、「鶴の子」、というお菓子があります。駅とかでも販売されてる、マシュマロに黄身餡が詰められたお菓子です。
それの献上品版。私はこれが好きで好きで、どうしようもないくらい好きです。
マシュマロが得意ではない私は、通常の鶴の子はあまり食べないのですが、「献上鶴の子」はパクパクいっちゃいます。
パクパクと食べまくれるお値段ではないのですが、まぁ、うん。えへ。
ずっと黄身餡だと思ってたのですが、違ったようです。白あんです。
前は近くのデパートの地下で買えたのですが、最近は見かけないような気がします。
本店やオンラインショップでは購入できるようです。機会があれば是非お試しを。
石村萬盛堂さんには「塩豆大福」もありますね。

これも人気の一品です。
松露饅頭

一口サイズの、餡のの入ったおまんじゅうです。
佐賀の銘菓になります。
これが、程よい小ささなものなので、甘いものをそこまで食べない私も、ついつい食べてしまう一品。
私は「大原松露饅頭」が印象に強かったのですが、CMでよく見てたのは「宮田の松露饅頭」のようです。
◆大原松露饅頭 トップ
◆宮田松露饅頭オンラインショッピング
両方とも記憶にあるのですが、やはり宮田の方がCMの印象は強いです。
よく食べてたのは「大原松露饅頭」だったのですが、不思議なものです。
誉の陣太鼓

熊本銘菓です。
ようかんのような外側に、中に求肥がもっちりと入ってて、たまらない一品。
よく冷やして、つけてあるようじで程よい大きさに切って食べるとこれが最高。
熊本城に行くと買う、という行動を繰り返していた私。
最近は手軽に手に入るので嬉しい。
あまーいですよ。甘いです。でもたまに食べるとたまりません。福岡の駅や空港の売店でも購入できるので、見かけたら一度お試しください。だいすきー。
シルシルミシルさんデーでは、同じお店の「武者返し」が出たようです。

「陣太鼓」しか知らなかった……だって「陣太鼓」大好きなんだもん。
なんばん往来

ここで、「すくのかめ」を持ってこずに「なんばん往来」を持ってくるのは、私が最中が得意ではないからです。
「なんばん往来」は、「さかえ屋」のお菓子です。
「さかえ屋」は、飯塚に本店を持つ、お菓子やさん。
ケーキといえば「さかえ屋」、お使い者のお菓子といえば「さかえ屋」さん、と、子供の頃から脳内にすりこまれてるお店です。
こどものころ、この「なんばん往来」が食べたくて食べたくて、でも、おみやげで貰わないと食べられない上に、私の口に入る前にどこかに消えてる(多分祖父が食べてた!)ものだから、「大きくなったら自分で買って食べるんだ!」と、そんなふうに熱く思っていた記憶があります。
どうしてそこまで大好きだったのか、いまでもあの情熱はよくわかりません。
このCMも好きだったなぁ。
最近は、近くの「さかえ屋」さん、コーヒー無料サービスしてて、テーブルと椅子が用意されてるから、買って帰るより食べて帰る方が増えたかもしれない。喫茶店が少ない場所なので、とても嬉しい。ケーキもおいしい。ラブ。
ここのマロングラッセもおいしいです。地元のひと的には「すくのかめ」っていう最中も人気ですね。
あ。
北九州市民としては、これ、外しちゃダメでした。
くろがね堅パン

スピナ、というところが販売してます。
めっちゃ堅いです、「くろがね堅パン」。めっちゃ堅いです(しつこい)。
スピナというスーパーが、北九州のあちこちにはあるのですが、そこの以前の名前は「テツビル」でした。そう、元は新日鉄関連のお店です。
北九州は、五市合併で生まれた市。そして、製鉄で栄えた場所でもありました。
しかも、北九州音頭、という古い盆踊りのときによく踊った曲には、こんな歌詞があります。
「こがねくろがねいつつのまちの いきもそろって」
歌詞的に問題があるからか、最近ではあまり、聞かなくなりました。
いまは「燃えろみんなの北九州」なる歌がメインですが、私の中では懐かしい歌です。
くろがねとは鉄のこと。
鉄のように堅い、かもしれない、「くろがね堅パン」。これも、銘菓……かな?
番外編
おそらく通販はないであろうけれどもお気に入りをご紹介しておきます。
別府の海地獄のところで売ってる「極楽饅頭」
別府にゆくと必ずと言っていいほど買いに寄るお店です。
薄皮と餡が堪らないおまんじゅうです。
もし、大分は別府によることがありましたら、是非お試しください。
あとはまとめてドーン
雪うさぎ

湖月堂の栗饅頭

如水庵の筑紫もちとか

千鳥屋さんとか

「チロリアン」とか、「千鳥饅頭」のお店ですね。割りと好きです。
梅ケ枝餅もここに入れておきましょうか。
通販もあるようですが、出来れば現地で焼きたてを食べて欲しい。
焼きたてが最高です。焼きたてが一番です。アツアツで。
さめて硬くなったらオーブンで焼きませう。うまうまですよー。
とはいえ、実は「梅が枝餅」よりも、宗像大社で販売してる類似品「松ヶ枝餅」の方が馴染み深い私です。
あとは、博多の女(ひと)とか。

博多とおりもんとか。

実はこのふたつは、買って食べた記憶がありません。食べたことは多分ある気がする。普通に茶菓子として出てきたような。
CMだけなら、めっちゃ記憶にあるのですが……。
昨日の記事でも紹介しましたが、この動画は懐かしくて幸せになれます。
というわけで、まとめ
今回、「私が好きな」福岡のお土産におすすめのお菓子を、紹介してみました。
あくまで私好みのものだけですので、あれこれ入ってないものがあります。
ここに一覧にしといたら、後日食べたいときに自分が注文しやすいなとか、そんな目論見もあったりしますが、それはそれとして。
CMがどれも秀逸すぎて、何度もリピートしてしまってなかなか書き進められなかったです。懐かしすぎる。
お菓子の名前思い出せなくて、CMの曲の歌詞で検索したりもしました。すごいなそれも。
どのお菓子も、割りと駅だったり空港だったりでも手に入るものですので、もし福岡に来られた時、売店などで見かけましたら、一度お試しいただきたいと思います。
おいしいです。とっても美味しいです。
以上、ひよ子もらって食べたら、他にもあれこれ食べたくなった私の、九州銘菓備忘録でした。
追記
福砂屋のカステラとか、鶏卵素麺とか、小城羊羹とか。
まだまだあることを思い出した私。
そのうちまた、のんびり記事にしたいと思いました。
スポンサードリンク