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[メモ]「かくあるべし」からの脱却を目指して

2012.11.13 Tue [Edit]

「○○しなきゃならない」というきもち


Freedom
Freedom / Moyan_Brenn_BE_BACK_on_10th_OCT



「ああ、あれとこれをしなきゃ」
「ああ、あれとこれは今日までだ」

なんて、気がつくと「○○しなきゃ」という気持ちに支配されている私です。

もちろん、日々の生活のなかで、「しなきゃならないこと」はたくさんあります。
したくなくてもしないと困ることは、それなりにたくさんあるのがふつうのコトです。

でも、これって「しなきゃ」という言葉にとらわれすぎてるんじゃないかな、と、ふと最近思いました。

「あれしなきゃこれしなきゃ」という言葉自体に追われているような、そんな気がしたのです。

そんなわけで、今日は「かくあるべし」からの脱却を目指してみることについて、書いてみようと思います。




「こうでなければならない」という思い込み



「毎日きちんと掃除機をかけなければならない」
「毎朝きちんと栄養に満ちた朝ごはんを用意しなければならない」
「きちんと時間通りにすべて用事を済ませなければならない」
「いいお母さんでなければならない」

これは、私の脳内によく浮かぶ「なければならない」の一例です。

こうしなくては、という気持ちが強くなると、私はどうしようもなくなってどんよりと落ち込みます。

調子が悪くて今日は掃除ができなかった。
朝の具合が悪くて、簡単な朝ごはんしか用意できなかった。
時間通りに何も出来なかった。
今日も子どもを叱り飛ばしてしまった。

普段は、そこまでどんよりと落ち込むことはありません。

ダメなら次に何とかすればいい、と、切り替えることができるのですが、落ち込むときはとことん落ち込む。

どこまでいくの、と自分のこころに問いかけたくなるほどの勢いで、どんよりどよどよ、とこまでも落ち込んでしまう。

でも、よく考えたら、本当にこれらって「完全に」出来ないとダメなことなのでしょうか。

掃除機って毎日必要? いや必要な場合もありますが、モップと整頓でなんとかなることもあります。
体調が悪い時に無理してかけるより、休んでからしたほうが綺麗になるでしょう。

朝具合が悪くて簡単な朝食になったとしても、作らないわけでも食べないわけでもないのです。

納豆ご飯? 上等じゃないですか。子どもは大喜びです。全体でバランスが取れるようにしていけばいいじゃないですか。

時間通り? 果たして本当にその時間通りにする必要はあったのでしょうか。時間が少しズレこんでも、一日で最低限しなければいけないことをクリアしてれば、充分ではないでしょうか。

子どもを叱り飛ばした。うん、そんな日もあります。しょうがないです。じゃあ、叱らずに済む方法を考えればいいじゃないですか。


いいお母さんでありたい。


そもそもいいお母さんてなんでしょうか。理想とするお母さん像があってそこからずれてるからそう思うのでしょうが、そもそも、理想通りでいられるわけがないのです。
親も違えば子どもも違う。個性がそれぞれあって、一緒に暮らす中で、たとえ小さくてもそれらはぶつかり合いしのぎ合うのです。
いっそ、その違いと色々を笑い飛ばせるようになれば一番でしょう。
叱り飛ばす場面が決まってるなら、その場面において事前に注意を与える、もしくは一緒に行動するなどの方法を事前に用意すれば、叱ることも減るでしょう。

なにごとも「こうでなければならない」と、思い込んで、「できなかった」と思うよりは、「こうしよう」と持って「これだけできた」と、できた部分を認めて行くほうがいいんじゃないかな、と、思う今日この頃です。

今日はこれだけできた。

じゃあ、次はここまで出来るようになろう。

そうやって少しずつ少しずつ、たまには少し後退しようとも、じりじりとでも進んでいけば、時間がたったあとみたときには、大きな前進になっているかもしれないのですから。


気がつけば子どもにも押し付けていた



子どもは外で遊ばなければいけない。
子どもは○○でなければいけない。

気がつくと、私は子どもにも、理想というか、いい子である雛形を押し付けていたように思います。

もちろん、しつけは大事です。教えることも、大事です。

けれど、気がついた時には、「周りから非難されないように」子どもを叱ってる自分がいて愕然としました。

子どもがバカにされないように、私が子どものことで傷つかないように、そんな気持ちで叱っている自分が確かにいると気づいた時、かなりショックを受けたのを覚えています。

これはかなり根付いよいもので、気がつくと無意識のうちに押し付けてしまっています。

すぐに改善は難しいかもしれないな、と、思いつつも、子どもと私お互いのために、少しずついい方向に向かうようにしたいな、と、思っています。


かくあるべし、に縛られない


ここまで書いてきましたが、上記の子どもとの関係だけでなく、いろんな面で、気がつくと「これじゃダメだ」「こうでなければダメだ」という気持ちにまだまだ囚われている私です。

ある程度の枠組みはきっと必要です。けれど、過剰にとらわれるのは、縛られるのは、自分の精神衛生上よろしくないな、と、通関している今日この頃。

かくあるべし。

こうであるべきである、という観念にとらわれすぎず、自分の優先順位と軸を見失わずに、目の前の出来事を、目の前の存在を、まっすぐに見つめて向き合えたらいいな、と、そんなふうに思うのでした。

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