2.僕に会いたかったって、正直に言ってしまっていいんですよ。
2011.12.05 Mon [Edit]
「××××! ××××××××××××!」
光が薄れれば、そこは見知らぬ場所だった。石造りのどこか冷たい印象を与える部屋の中央、自分の足元には、いかにも怪しげな文様が光り、その周囲には大仰な服装をした、どこぞの仮想集団のような男どもが、その文様を囲むかのように立っている。
はて、と、とりあえずは周囲を睥睨する。眉間にしわが寄るのは仕様である。長年しかめ面をしてたら、そうなるのが普通だと思うのだがいかがだろうか。疑問はいくつもあるが、まず一番問題なのはアレであろう。
「言葉がわからん、とな」
「×××……?! ×××××!」
何かをいっているらしい、とはわかるのだが、一切こちらには伝わらない。むしろわからない言葉なぞ、神経に触るだけだ。眉間の皺が深くなる。
「ええい、煩い。少しは黙らんか。男がぺらぺらぺらぺらと、軟弱な」
言葉に含まれた苛立ちが伝わったのか、沈黙が落ちる。しかし、これからどうすればいいのやら、とんとわからぬ。異世界とやらに飛ばされたこと、生まれ変わったこと、年齢は15・6であること、それ以外には何もわからぬ。そういえば、何をしろとも言われてなかったことを思い出し、余計しかめ面になる。この癖のおかげで晩年、顔が皺だらけだったのだが、まあ、今は若いらしいのでよいことにしておこう。
さて、どうしたものか。
このままここにいても仕方がないのだが、と、睥睨しながら思案した。
こちらが思案している間に、どうやらあちらも思案しひそひそと相談をしていたようだった。ひそひそと隠れるように言葉を交わすのは、一番偉そうな男とそこそこえらそうなまるで神職のような格好の男だ。神職といっても日本のそれではなく、なんとなく神職のようだ、という区別なのだが。
やがて話がまとまったのか、えらそうな男が一歩前に出てくる。身長が高い。2m近いのではあるまいか。生前の身長は高い160近かったのだが、不思議なもので年を取るにしたがって縮んでいったから、150cm半ばだろうか。今の身長は、ざっと逆算するに生前、若いころに近いようだ。それでも、見上げる位置にあるそのえらそうな男の顔を、睨むように見上げれば、男はたじろいだ様に目を見開く。なんぞ、この顔が醜いのだろうか、と、思わず顔に手を当てれば、男の表情がとろりと溶けた。……あまりのその変化の様子に、背筋に毛虫がはったような感覚を覚えて後ずさる。あの例の幽霊よりも気持ち悪い。あの幽霊もたいがい気持ち悪かったが、それ以上だ。
男はそんな様子も気にならぬように、とろけた顔のまま、じわりじわりとこちらに近づいてくる。それにつられるように睨み付けるまま、じわりじわりと後ずされば、次第に人垣が割れ、壁際まで追いやられていた。おお、なんということだ、大の男が(おそらく)小娘に向かってそのような所業をするなど。
「いい加減にしとくれ! いったいなんだっていうんだい」
叫ぶように告げれば、男は宥めるかのように頷いて、ゆっくりと手を伸ばしてきた。どこかうっとりとした表情のまま男が伸ばす手を眺めていると、そのまま頬に触れようとしていて、思わず叩き落とす。
「××……!?」
「簡単に触るんじゃないよ! 気持ち悪いったらありゃしない、なんだいここは、礼儀もへったくれもあったもんじゃないね」
腕を組んでふん、と、鼻をならせば、後ろから例の神職のような人が現れ、えらそうな男に何か言ったかと思うと、一歩前に進み出て、こちらに向かって身振り手振りで何かを伝えている。
「××、××××××! ××××……××!」
しらんがな。
わからん言葉で言われたところでわかるわけがない。眉間にしわを寄せただ首を振ってやる。茫然とする神職らしき男に、えらそうな男が一言告げる。驚いたように神職が振り返り、一瞬否定らしき声をあげたが、やがて声が小さくなり、諦めたように頷いた。そして。
えらそうな男は、えらく威張ったような得意げな顔、ああ、生前に聞いたどや顔というのはこういうものだろうか、をこちらに向けて、一言何かを告げた。だからわからんというに。そして、そのままぐっと身を寄せて、顔を近づけたと思ったら、顔を寄せてきた。……なにをするか、この変態が!
力一杯、男を張り飛ばす。本来ならば少し揺らぐかどうかであっただろう、その威力は、絶大だった。男はすっとんだ。なんぞ?! と、やった自分も驚いた。周囲は茫然、飛ばされた男も茫然とこちらをみている。うむ、やりすぎたか。えらそうな男である以上、えらいのであろう。えらい男を張り飛ばすとは、いろいろまずいかもしれぬ。だが、そうたやすく唇を許すほど、落ちぶれてはおらぬ。あれは初恋の遠き淡い思い出の太郎さんにささげた大切なもの、そのあと一切縁がなかったとはいえ、それ以外にささげる気は微塵もない。
一瞬の躊躇ののち、しかし再び睨み付けていると、えらそうな男に騎士が駆け寄り、周囲を囲む。そしてそいつらが、手に持った剣や槍をこちらに向けてきた。まぁ、こうなるわな。こりゃどうするか、と、思案する。しかし、あの幽霊め、とんでもないところに飛ばしやがって。今度あったら張り倒してやらねばならん、と、思っていたところに、である。
「呼びました?」
ひょこ、と、白い幽霊。否、白い幽霊と同じ声の、光る人間が現れた。なんだこれは、と、見れば、周囲のえらそうな男ども一派が、どよどよとどよめいて額づいて礼をはじめる。おやどういうことだ、と、幽霊に視線をむければ、輝くような笑顔を返された。
「僕に会いたかったって、正直に言ってしまっていいんですよ。」
ふ、と笑いが漏れる。そうだ、笑顔だ、久々に笑顔が浮かんだな、と、我ながらどうなのかと思うようなことを考えながら、元幽霊をみやる。
「会いたかった。――殴り倒すために、な」
そのままの勢いで平手を大きく振りかぶるが、するりとよけられて、そのまま嬉しそうに抱き留められる。
「ああ、あなたから飛び込んでくれるなんて。危機的状況まで待ったかいがありました」」
なんだそれは。ふざけるでない、と、睨みあげれば、嬉しそうにどこかしこと撫でさすりながら微笑む元幽霊の姿。
「どういう意味だ、なんだ、今まで様子をみていたとでもいうのか」
振り払いながら言えば、元幽霊は、照れたように視線をそらす。
「男のロマンについて研究しているだけです。危機的状況に落ちいった情勢を助ける、ありがとうございます! あなたにずっとついていくわ! という展開、ロマンじゃないですか」
ありえん。
毛虫を見るような目で見つめれば、もじもじと身じろぐ元幽霊。気持ち悪い。幽霊の時でさえ気持ち悪かったのが、より一層気持ち悪くなっている。これどうしてくれよう、と、思ってると、やっと気を取り直したのか、元幽霊が説明を始めた。
「実は、ぼくは神様なんです」
どうやら、元幽霊は頭がおかしかったらしい。
気の毒そうな目で見つめれば、ぽっと頬を染めて身悶える、自称神様。いや、気持ち悪い以外ないから、話を勧めてくれ。
「で、この世界が僕が作った世界ですね。で、あなたは聖女。本来、この世界の人間と何らかの形で交わることで言葉がわかるようになるのですが……あなたにはそれをやってもらうとこまります。ので、言葉わからないままでがんばってください。あと、すべきことですが、またそれは後日お知らせしますね。なにはともあれ、この世界で、のんびり清らかに生活してください。頑張ってくださいね」
「……帰りたいのだが」
「無理です、諦めてください」
深くため息をつく。はてさて、どうしたものか。どうしようもないのだが。
ちらり、と、床に伏せている男どもを見やれば、ちらりちらりと気になるのかこちらをみている。視線がぱちり、とえらそうな男に合えば、ぽっと頬を染めた。きもち悪い。大の男の所業ではない。
「……いろいろとこの世界、間違ってないか?」
「諦めてください」
にこやかなままの自称神の答えに、脱力感が襲う。何はともあれ、このままこの世界で頑張るしかないらしい。
やがて、自称神は振り返ると、床に伏せた男たちにごにょごにょもじょもじょと何事かを告げた。ははーと、ありがたそうにそれを聞く男どもだが、言葉がわからないこちらにはなんのことやらわからない。まぁよかろう、と、待っていれば、振り返って自称神が言う。
「それでは、彼らがこれからの生活の世話をしてくれますので。頑張ってくださいね。それに、そろそろアレが効いて来る頃ですね。ええ、きっとあなたなら大丈夫。検討を期待してます。それではまた!」
にこやかに手を振れば、自称神は光に包まれて消えていった。
……いろいろと、だな。頑張れってなにをだ、とか、アレってなんだ、とか。わからないことがあるのだけれども、恐る恐るとこちらに近づいてきて礼を取る男どもが、身振り手振りでどこぞの部屋に案内しようとしているようなので、とりあえずついて行ってみることにする。
なにやら、その男どもの眼が、どうにも気持ち悪い気がするのだが、とりあえずは気にしないことにしておく。気にしたらいろいろ終わりな気がするのは、気のせいだろうか。
次、あの自称神にあったら、必ず殴る、と、心に決めて、どこか気持ち悪い桃色な空気を醸し出す男どもに連れられて、その怪しげな部屋を後にしたのだった。
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光が薄れれば、そこは見知らぬ場所だった。石造りのどこか冷たい印象を与える部屋の中央、自分の足元には、いかにも怪しげな文様が光り、その周囲には大仰な服装をした、どこぞの仮想集団のような男どもが、その文様を囲むかのように立っている。
はて、と、とりあえずは周囲を睥睨する。眉間にしわが寄るのは仕様である。長年しかめ面をしてたら、そうなるのが普通だと思うのだがいかがだろうか。疑問はいくつもあるが、まず一番問題なのはアレであろう。
「言葉がわからん、とな」
「×××……?! ×××××!」
何かをいっているらしい、とはわかるのだが、一切こちらには伝わらない。むしろわからない言葉なぞ、神経に触るだけだ。眉間の皺が深くなる。
「ええい、煩い。少しは黙らんか。男がぺらぺらぺらぺらと、軟弱な」
言葉に含まれた苛立ちが伝わったのか、沈黙が落ちる。しかし、これからどうすればいいのやら、とんとわからぬ。異世界とやらに飛ばされたこと、生まれ変わったこと、年齢は15・6であること、それ以外には何もわからぬ。そういえば、何をしろとも言われてなかったことを思い出し、余計しかめ面になる。この癖のおかげで晩年、顔が皺だらけだったのだが、まあ、今は若いらしいのでよいことにしておこう。
さて、どうしたものか。
このままここにいても仕方がないのだが、と、睥睨しながら思案した。
こちらが思案している間に、どうやらあちらも思案しひそひそと相談をしていたようだった。ひそひそと隠れるように言葉を交わすのは、一番偉そうな男とそこそこえらそうなまるで神職のような格好の男だ。神職といっても日本のそれではなく、なんとなく神職のようだ、という区別なのだが。
やがて話がまとまったのか、えらそうな男が一歩前に出てくる。身長が高い。2m近いのではあるまいか。生前の身長は高い160近かったのだが、不思議なもので年を取るにしたがって縮んでいったから、150cm半ばだろうか。今の身長は、ざっと逆算するに生前、若いころに近いようだ。それでも、見上げる位置にあるそのえらそうな男の顔を、睨むように見上げれば、男はたじろいだ様に目を見開く。なんぞ、この顔が醜いのだろうか、と、思わず顔に手を当てれば、男の表情がとろりと溶けた。……あまりのその変化の様子に、背筋に毛虫がはったような感覚を覚えて後ずさる。あの例の幽霊よりも気持ち悪い。あの幽霊もたいがい気持ち悪かったが、それ以上だ。
男はそんな様子も気にならぬように、とろけた顔のまま、じわりじわりとこちらに近づいてくる。それにつられるように睨み付けるまま、じわりじわりと後ずされば、次第に人垣が割れ、壁際まで追いやられていた。おお、なんということだ、大の男が(おそらく)小娘に向かってそのような所業をするなど。
「いい加減にしとくれ! いったいなんだっていうんだい」
叫ぶように告げれば、男は宥めるかのように頷いて、ゆっくりと手を伸ばしてきた。どこかうっとりとした表情のまま男が伸ばす手を眺めていると、そのまま頬に触れようとしていて、思わず叩き落とす。
「××……!?」
「簡単に触るんじゃないよ! 気持ち悪いったらありゃしない、なんだいここは、礼儀もへったくれもあったもんじゃないね」
腕を組んでふん、と、鼻をならせば、後ろから例の神職のような人が現れ、えらそうな男に何か言ったかと思うと、一歩前に進み出て、こちらに向かって身振り手振りで何かを伝えている。
「××、××××××! ××××……××!」
しらんがな。
わからん言葉で言われたところでわかるわけがない。眉間にしわを寄せただ首を振ってやる。茫然とする神職らしき男に、えらそうな男が一言告げる。驚いたように神職が振り返り、一瞬否定らしき声をあげたが、やがて声が小さくなり、諦めたように頷いた。そして。
えらそうな男は、えらく威張ったような得意げな顔、ああ、生前に聞いたどや顔というのはこういうものだろうか、をこちらに向けて、一言何かを告げた。だからわからんというに。そして、そのままぐっと身を寄せて、顔を近づけたと思ったら、顔を寄せてきた。……なにをするか、この変態が!
力一杯、男を張り飛ばす。本来ならば少し揺らぐかどうかであっただろう、その威力は、絶大だった。男はすっとんだ。なんぞ?! と、やった自分も驚いた。周囲は茫然、飛ばされた男も茫然とこちらをみている。うむ、やりすぎたか。えらそうな男である以上、えらいのであろう。えらい男を張り飛ばすとは、いろいろまずいかもしれぬ。だが、そうたやすく唇を許すほど、落ちぶれてはおらぬ。あれは初恋の遠き淡い思い出の太郎さんにささげた大切なもの、そのあと一切縁がなかったとはいえ、それ以外にささげる気は微塵もない。
一瞬の躊躇ののち、しかし再び睨み付けていると、えらそうな男に騎士が駆け寄り、周囲を囲む。そしてそいつらが、手に持った剣や槍をこちらに向けてきた。まぁ、こうなるわな。こりゃどうするか、と、思案する。しかし、あの幽霊め、とんでもないところに飛ばしやがって。今度あったら張り倒してやらねばならん、と、思っていたところに、である。
「呼びました?」
ひょこ、と、白い幽霊。否、白い幽霊と同じ声の、光る人間が現れた。なんだこれは、と、見れば、周囲のえらそうな男ども一派が、どよどよとどよめいて額づいて礼をはじめる。おやどういうことだ、と、幽霊に視線をむければ、輝くような笑顔を返された。
「僕に会いたかったって、正直に言ってしまっていいんですよ。」
ふ、と笑いが漏れる。そうだ、笑顔だ、久々に笑顔が浮かんだな、と、我ながらどうなのかと思うようなことを考えながら、元幽霊をみやる。
「会いたかった。――殴り倒すために、な」
そのままの勢いで平手を大きく振りかぶるが、するりとよけられて、そのまま嬉しそうに抱き留められる。
「ああ、あなたから飛び込んでくれるなんて。危機的状況まで待ったかいがありました」」
なんだそれは。ふざけるでない、と、睨みあげれば、嬉しそうにどこかしこと撫でさすりながら微笑む元幽霊の姿。
「どういう意味だ、なんだ、今まで様子をみていたとでもいうのか」
振り払いながら言えば、元幽霊は、照れたように視線をそらす。
「男のロマンについて研究しているだけです。危機的状況に落ちいった情勢を助ける、ありがとうございます! あなたにずっとついていくわ! という展開、ロマンじゃないですか」
ありえん。
毛虫を見るような目で見つめれば、もじもじと身じろぐ元幽霊。気持ち悪い。幽霊の時でさえ気持ち悪かったのが、より一層気持ち悪くなっている。これどうしてくれよう、と、思ってると、やっと気を取り直したのか、元幽霊が説明を始めた。
「実は、ぼくは神様なんです」
どうやら、元幽霊は頭がおかしかったらしい。
気の毒そうな目で見つめれば、ぽっと頬を染めて身悶える、自称神様。いや、気持ち悪い以外ないから、話を勧めてくれ。
「で、この世界が僕が作った世界ですね。で、あなたは聖女。本来、この世界の人間と何らかの形で交わることで言葉がわかるようになるのですが……あなたにはそれをやってもらうとこまります。ので、言葉わからないままでがんばってください。あと、すべきことですが、またそれは後日お知らせしますね。なにはともあれ、この世界で、のんびり清らかに生活してください。頑張ってくださいね」
「……帰りたいのだが」
「無理です、諦めてください」
深くため息をつく。はてさて、どうしたものか。どうしようもないのだが。
ちらり、と、床に伏せている男どもを見やれば、ちらりちらりと気になるのかこちらをみている。視線がぱちり、とえらそうな男に合えば、ぽっと頬を染めた。きもち悪い。大の男の所業ではない。
「……いろいろとこの世界、間違ってないか?」
「諦めてください」
にこやかなままの自称神の答えに、脱力感が襲う。何はともあれ、このままこの世界で頑張るしかないらしい。
やがて、自称神は振り返ると、床に伏せた男たちにごにょごにょもじょもじょと何事かを告げた。ははーと、ありがたそうにそれを聞く男どもだが、言葉がわからないこちらにはなんのことやらわからない。まぁよかろう、と、待っていれば、振り返って自称神が言う。
「それでは、彼らがこれからの生活の世話をしてくれますので。頑張ってくださいね。それに、そろそろアレが効いて来る頃ですね。ええ、きっとあなたなら大丈夫。検討を期待してます。それではまた!」
にこやかに手を振れば、自称神は光に包まれて消えていった。
……いろいろと、だな。頑張れってなにをだ、とか、アレってなんだ、とか。わからないことがあるのだけれども、恐る恐るとこちらに近づいてきて礼を取る男どもが、身振り手振りでどこぞの部屋に案内しようとしているようなので、とりあえずついて行ってみることにする。
なにやら、その男どもの眼が、どうにも気持ち悪い気がするのだが、とりあえずは気にしないことにしておく。気にしたらいろいろ終わりな気がするのは、気のせいだろうか。
次、あの自称神にあったら、必ず殴る、と、心に決めて、どこか気持ち悪い桃色な空気を醸し出す男どもに連れられて、その怪しげな部屋を後にしたのだった。
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