文字を綴ってればそれだけで結構幸せな私がいる。
それがどこから来るのかとか何故なのかとかそんなことはしらないけれど、書いている間はどこか自分が現実と乖離しているから、もしかするとただの現実逃避なのかもしれない。

そんなことを思いながらも、結局文字を綴る。言葉を綴る。文章を綴る。

伝えたいのか伝えたくないのか、伝わって欲しいのか伝わって欲しくないのか。
わかってほしいようなわかってほしくないような。

そんな人間としての感情の矛盾。

自分のそこの浅さを目の前につきつけられながらもそれでも、書くことをやめられないのはまるで書くことが私の中で麻薬のように甘美な行為であるに違いない。

読むことも書くことも。

付き詰めれば私は活字であったり、文字であったり、とにかくそうう物が身近に存在している環境でなければ、うまく息すらも出来ない生き物であるのかもしれない。

そんなことをぼんやりと、漠然と思う。


暑いからね。きっと暑いせい。