[メモ]母親は好き嫌いがない、わけではない。
2014.01.24 Fri [Edit]

嫌いなものものこしちゃいけません、と、言うことの多いのが、母親。
そんな母親は、好き嫌いせずに、何でも食べている、ように見えるから、こどもはしぶしぶ食べたりする、わけですが。
我が家と、我が実家の場合、そこには、そうみえる理由がありました。
簡単なことです。
料理するのは、母親。
つまり、嫌いなものは、ほとんど出てこない、というわけです。
私は、かぼちゃが苦手です。
ただしくは、甘く煮付けたかぼちゃが、苦手です。
天ぷらなら食べるんですが、煮付けは、遠慮したい。
食べられないわけではないのですが、どうしても、どうしても、食べないで済むなら食べたくない。
そんな我家は、離乳食期と、よほどのことがない限り、かぼちゃが出てきません。
かぼちゃが栄養があって良い野菜だ、とはわかってるのですが、なかなか。
挙句には、煮込む匂いも嫌で、どうしてものときは、レンジでちん、という調理法を取る始末。
ちなみに、私の実家の場合、母親が玉ねぎが苦手だったので、カレーなどの必須な料理でないかぎり、玉ねぎ率はかなり低かったのを覚えてます。
あと、トマト。プチトマトとか普通のトマトはまだいいのですが、ケチャップとかトマトソースを嫌う母でした。あ、私もあまり得意じゃないや。
そう考えると、母親に苦手な食材がある、というのは、こどもに多大な影響を与えることになるわけで、あまりいいことではないなぁと、思いはするのですが。
でも、こども、かぼちゃの煮付け、好きだしなぁ。
甘い野菜、さつまいもとかかぼちゃが、得意ではない私、でも、子どもたちはとっても大好き。
栗ご飯、も、そういえばつくらないなぁとか、甘いおかず、というのに微妙に抵抗があるのかも、と、思う、私です。
照り焼きとかも、甘み少ないしな、私。
もちろん、世の中のお母さまがたは、そんな自分の苦手などない、とか、あっても表に出さずに普通に料理をなさってる、とか、そういう方が多いだろうな、とは、思います。
が。
よくよく料理を思い返すと、どうにも傾向的に料理として出てくる回数が、こどもや家族の好きなものだけど少なめだな、と、思えるようなものは、実は、母親の苦手な食材、かもしれません。
なにはともあれ。
意外に、家庭の味、というのは、母親の趣味嗜好が如実に現れるものかもしれないなぁ、と、しみじみと思うのでした。
とりとめなく書きましたが、本日はここまで。
読んでくださって、ありがとうございました。
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