[思考]幸せの青い鳥は目の前にいる
2013.10.21 Mon [Edit]

上記のタイトルで、記事を書こうと思いました。
青い鳥。
メーテルリンクの名作です。
結局、自分の家に鳥がいたよ、という話だと記憶しているこれ。
このタイトルで書こうと思ったら、しっかりと本を読んだ記憶がなかったという。
いや、昔読んだはず。
でも、覚えてない。
そんなところで引っかかりつつも、今日はこのタイトルで記事を書くのです。
なんというか。
いうまでもなく、幸せって、大きなものじゃないと思うのです。
私の中で幸せって、美味しいものを食べた瞬間、とか。
さむい日に暖かいお風呂に入ったとき、とか。
きれいな空を見上げた時、とか。
そういうものだな、と、思うのです。
昔は、そうじゃありませんでした。
私は不幸で、幸せになれないと思い込んでました。
ガンバっても無駄で、いいことなんてなにもないと、思ってました。
いつだったか。
たぶん、病気で薬のせいで顔中ニキビとか、いろいろあったあと、少しだけ落ち着いてて、でも、どこかいつもどんよりしていた頃のこと、だと思います。
川原というか、河川敷というか、連れてってもらったのです。
菜の花の季節でした。
私、思わず、裸足になったんです。
地面は芝生みたいで、ふかふかしてて。
25・6くらいの、いい年した娘でしたが、裸足になって、地面踏みしめて。
ふかふかの草とか。土とか。
そして、その時、ごろんって、汚れるのも気にしないで、横になって。
空を見上げたら、綺麗だったんです。
菜の花も綺麗で、空も綺麗で。
土の匂いと、草の匂いと。
ちょっと、生臭い(笑)川の匂いと。
たぶん、その時から、少しだけ、気持ちが楽になったんじゃないかな、と、思います。
私は、生きてるし、空は綺麗だし。土は気持ちいいし、緑の匂いも悪くない。
十分じゃないかな、って、思ったんです。
青い鳥は、自分の家にいた。
幸せは、手のひらの中にある。
それを増やすも減らすも、自分の気持ちだけなんだろうな、と。
そんな風に思う、私なのでした。
ココまで読んでくださってありがとうございました。
あなたの手のひらの中に、あふれんばかりの幸せがありますように。
スポンサードリンク