[雑想]言い聞かせても忘れるのがこども、というお話
2013.05.31 Fri [Edit]
夢中になると忘れるらしい
ご無沙汰しております。
5月上旬より、更新できない日々が続いておりました。
やっと落ち着きましたので、ぼちぼちと更新を再開したいなあと、そんな風に考えている今日この頃です。
更新できなかった理由について、少し。
ある日のことでした。
子供が交通事故にあいました。
私有地から道への、こどもの不注意による飛び出しでした。
幸いなことに、怪我もひどくなく、今のところ後遺症の兆候もなく、元気に過ごしています。
しかしながら、本当に、本当にこのうえなく、肝が冷える出来事でした。
しかしながら、私としては、あれだけ、あれだけいいきかせたし実際に連れて歩くたびに教えて来たのに、全くわかってなかったのか、と、精神的に強いショックを受けました。
私の育て方が悪かったのか、教え方が悪かったのか、と、思い悩んだりもしました。
が、しかし。
それだけじゃなく。
こどもというのは、どれだけ言い聞かせても、忘れるときには忘れるものなのかもしれないな、と、やっとそう思えたのでした。
言い聞かせても、やって見せても
こればかりは、こどもの性分にもよるのでしょうが、どれほど強く言い聞かせようと、どれほどしっかりとやって見せたり、させてみたりしてきても、自分の中でしっかりとした「納得」ができない限り、こどもの中で、ものごとは「消化」されないんだろうな、と、思いました。
うまくいえないですが、わかるのと理解は違う、というべきでしょうか。当然、こどもも、飛び出したらダメだ、ということはわかってるのです。わかっているけれど、何がどうなるからダメだ、ということも、説明されててもきれいに結びつかないから、そこまで慎重にならない。なりきれない。わかってるつもりでも、わかってないのが、こどもなのかもしれません。
だからといって、仕方がないねと何もしないわけにはいかないのが親、というもの。
これからもきっと、言い聞かせ、やってみせ、させてみながら、繰り返し繰り返し、本人が納得することができるように、いつか、こどものなかで「ああ、そうだったのか!」となるように、こつこつとやっていくしかないのだろうな、と、思っています。
事故にあったことで、彼はいったい何を思い、何を考え、これからどうしていこうと思っているのか。
現在では、まだ多少、理解し切れてない部分があるようですが、これからもことあるごとに話をして、二度と事故にあうことのないように、娘も含めて、言い聞かせていかなければならないな、と、思う私です。
夢中だったから、という理由
言い聞かせたのに、ちゃんと伝えてきたはずなのに、と、項垂れる私に、仕方がないよ、と、みなさんいってくださいます。
まだ、7歳。もう7歳、ともいえるけれど、まだ、小学校低学年の子供は、やはり、何か楽しいこと、ほかのことに意識をとられると、注意がよそに向いてしまうもののようです。
そんなものよ、と、ベテランのおば様たちに励まされ、大丈夫ですよ、と、先生方にいっていただき、少しだけ肩の力が抜けてきた、そんな今日この頃。
うちのこだけ、特別どこかお調子者でダメなのじゃなかろうか、私がちゃんと教えられてないんじゃなかろうか、と、反省に反省を重ねて暗雲垂れこめていた私にしてみれば、とてもありがたい言葉でした。
うちの子は、少しだけ注意力散漫。
物事によっては、すごーく集中力を発揮するけど、その分ほかに意識が向かなくなる。
それは、けして悪い事じゃなくって、彼自身の個性で、ただ、普通に生活するには多少不便な部分もあるだろうから、これから先、成長していく中で、上手く折り合いをつけていってくれればいいな、と、そう思うようになりました。
もちろん、飛び出しはいけないことで、もっと交通ルールをしっかり教え込んで、もっと注意深く道を歩くように教えれば、よかったでしょう。
私も、反省すべき部分は多々あります。もっと叱りつけるのではなく言い聞かせて、理解させておかなければならなかった。対応策も、考えればいろいろと出てくるでしょうし、一つずつ実践していくつもりです。こどもとわたしの、これからの反省点だな、と、思っています。
言って聞かせても、忘れるのがこども。
ならば、なんどもなんども、繰り返し繰り返し、伝えていくしかないんだな、と、そんな風に思う、私なのでした。
そんなわけで
完全にではないですが、状況が落ち着いてきました。
なので、6月から、ぼちぼちとではありますが、ブログの更新を再開したいと思います。
ただ、これからは、やみくもに「毎日更新!」を目標に掲げるのではなく、少しずつ書きあげて、書けたら更新、という、ゆるゆるスタイルへシフしたいと思います。
ぼちぼちっと、のんびりと。
これからも、いろんなことを書きつづっていきたいと思っていますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。
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